​山形支部のご案内

置賜の地で、葬儀の仕事に携わって 20 年が過ぎましたが、 20 年前と現在では、大きな違いを感じています。 1 人の人が亡くなる事に対し、それに係る周囲の人数は大きく減少しました。
葬儀においては、連日隣近所の方が手伝うことは当たり前だったのですが、今では手伝ってくれることに対して、迷惑を掛けたくない、あるいは煩わしいと感じる人が多くなりました。

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また、声を掛けるのは、自分や親世代が付き合いのあった親戚だけに絞るようにもなりました。こうしたことから葬儀が終わった後遺る親世代が一人住まいになることも多くなり、葬儀が終わった後、気にかけてくれる親戚・友人の存在が少なくなれば、想い出話をする機会も少なくなってしまうのは理解できることでしょう。

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ご家族は、みんな互いに大切な人を亡くしたご遺族です。亡くなった人は同じ相手であったとしても、想いの深さや存在の大きさは同じではないのですが、家族だから故人への思いは同じだと思ってしまい、他の家族の気持ちが理解できなず受け入れられない人もいます。
家族同士で支え合うのは難しいものです。だからこそ、住んでいる身近な場所に、日常的に死別の心の痛みや苦しみについて話ができる場所があることは、大切なことだと思い、この山形に支部を開設することにいたしました。

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山形支部で手伝ってみたい、一緒に活動してしてみたいという方、当研究所の活動を理解して
下さる方が一人でも増え、様々な業種の方々とのネットワークを作っていきたいと思います。